Mr,エンペラのライヴレポート



3月26日の興奮がまだ醒めきっていないエンペラ・レポートです。
いや〜、濃い一夜でした!

これまで管理人さんにじかにお会いすること、3回。 ライブは横浜First、
大磯すとれんじふるうつと、立て続けに2回行ったし(市川りぶるは惜しいことしたかなぁ?)、
大日本清流会の主だった方たちの顔と名前もあらかたつかめたし(残すは、ういさん!)、
管理人さんの掲示板でのジョークの不思議さにもだいぶ慣れてきたし、
「管理人さん、わかっちゃったかな?」と思っていたのですが‥。
大間違い! その日、銀座スウィングには別人の管理人さんがいたのです!

この日の管理人さんは、いつもの黒ずくめとは少し違い、白いTシャツに黒のジャケット。
この組み合わせは初めて見ました。でも、やっぱり黒と白のギターストラップによくマッチ。
これでギターがサンバーストじゃなく黒だったら‥。それは、やりすぎですね。

ともあれ、8時ちょうどにSPBの演奏が始まりました。
今回から曲名レポートに徹しようと思っていたのですが、
ゲストのタイロン橋本さんのR&B分野はエンペラの不得意科目なもんで‥。
そちらの方面のお得意なういさん、ごめんなさい。
ということで、エンペラの専門のギター小僧部門でまいりますね!

でも、まずは不完全ながら曲目ラインナップから。
(第1部)
 1. Montgomery Land
 2. The Smilling Hours
 3. When A Man Loves A Woman
 4. Back to The Place I  Love
 5. Ribbon in the Sky(with タイロン橋本 )
 6. Living for the City(with タイロン橋本 )
(第2部)
 1. Over the Rainbow(ギター・ソロ)
 2. Polka Dots and Moonbeams(ギター・ソロ)
 3. Momo's Blues
 4. SO NATURAL
 5. BRAZILIAN STOMP
 6. ( ? with タイロン橋本 ) 
 7. Just the Two of Us
 8. Weight
 9. Street Life
10. Everyday I Have The Blues

Kiyoshi Hagiya SUPER BAND
in 銀座スウィング 2002年3月26日(火)
Gt.萩谷 清 Pf.倉田信雄 Bass.岡沢 章
Drums.渡嘉敷祐一 Perc.木村キムチ誠
Voc.タイロン橋本
(第1部)
 1. Montgomery Land
  まず、ドラム、パーカッション、ベースだけの8ビート、よく聴くと16ビートの
  グルーブをもった重〜いリズム隊から演奏が始まりました。
  最近ジャズのライブに行くことのほうが多い私には、ひさびさの感触。
  胸だか腹だかわからないけど、「どくん!」ときます!
  ピアノが重なって、ついで慣れ親しんだ主役の管理人さんの指弾きオクターブ奏法が
  始まります。さすがタイトル通りウェス風味たっぷりのギター。
  ウェスと違うのがアドリブに入ってから。ウェスが比較的オーソドックスな起承転結型の
  おさまるところにおさまるフレーズ展開なのにくらべ、かなりモダンです。
  アウト気味のスケールを駆使しながらのスピーディな演奏はベンソンのほうに近い、
  スリリングなものです。
  トリオの時とちょっと違うのがその音色でした。バンド編成でボリュームが上がり、
  いつもよりかなりぶっとく、そしてあったかい。いつも管理人さんの音色はきれい
  だったんですが、改めて「いい音だな〜」と思った。
  電気楽器ってやっぱり音量をあげると、いきいきしてくるもんです。

 2. The Smilling Hours
  考えたら、ジャズ以外の管理人さんの生は初めてだな。 
  確かに修三さんの言うとおり、いつもよりさらにガッツが入ってるようにも感じましたが、
  反面、すごくリラックスして楽しんでいるようにも見えました。
  ハーモニーアンサンブルから、メロディ、リズムまでカバーしてリードしていかなくちゃそうきくと
  ならないトリオとくらべ、がっちりとしたリズム隊、ピアノのうえにのっかって
  自由にギターを歌わせることに専念できるバンドって、また違った楽しさがあるんでしょうね。

 3. When A Man Loves A Woman
  いや、ジャズ以外の演奏を聴いていました。この曲です。
  でも、倉田さんのピアノも入ったことによって、いちだんと気分が出ています。
  アレンジの雰囲気はスタッフあたりに近い感じ。リチャード・ティー好きのういさんが
  倉田さんにぞっこんなのがよくわかります。
  管理人さんのギターも、そう思って聴くとちょっとコーネル・デュプリーっぽくもある。
  でも、デュプリーよりも音はがっしりと、フレーズバリエーションも一段上。
 4. Back to The Place I  Love
  まさにリリカルという表現がぴったりの演奏から始まり、後半、徐々に管理人さんの
  ジャズギタリストとしての面目躍如たるフレーズの盛り上がりを見せます。
  そしてブレイクとともに、かなり前半とは異なる曲展開に突入。もしかしてメドレーで
  違う曲になった? 管理人さんはカッティングにまわり、倉田さんのピアノショウケース
  となっています。かなり松岡直也タッチ?(すみません、ものを知らないもので、
  例の挙げかたがプアーです。ラテン系のピアノって他に聴いたことがないんです‥)
 5. Ribbon in the Sky
  TVCMでビルの診断をしながら「これはつらそうですねぇ」といってたタイロン橋本さん。
  歌い出すとかなり黒っぽい! あのお医者さん、黒人には見えなかったが‥。
  間奏で管理人さんの鋭いギターが切り込んできます。「うぇ〜、カッコいい!」
  思わず管理人さんに惚れ直した瞬間でした。
  (でも、ボクそのほうの趣味はありませんからね、管理人さん。念のため)
 6. Living for the City
 7. Love The One You're With
  ボーカル曲なのにギターのことばかりで恐縮ですが、いいなぁ! 管理人さんのソウルフルな
  ギター! すごく正統派! まじ、ソウル・ギターの教則ビデオ出しても売れまっせ。

  あれ、油断してたら管理人さんピック使いまくり。
  休憩のときそういったら、「へへへ、一応使えるんだということも見せとかなくちゃ」
  とおっしゃってました。 おまけに(7)ではエフェクターのコーラスまで使っていました。
  青江さん、管理人さんのギターはお化粧美人だったよ。

(さて次は休憩をはさんで、驚愕の後半ライブへとつづく‥)
(第2部)
 1. Over the Rainbow(ギター・ソロ)
 2. Polka Dots and Moonbeams(ギター・ソロ)
  管理人さんのお馴染みのソロ・ギター。 ソロをやりますね、という管理人さんに、
  最前列のご婦人方から「オリジナル曲がいい、Momo's Blues!」の声がとびました。
  「それはあとで、みんなとやるから‥」とうろたえる管理人さん。
  なんて無茶な、ある意味コアなリクエスト。でも、私もちょっと聴いてみたい‥。
 3. Momo's Blues
  トリオバージョンばかりで聴いていたこの曲、SPBでは管理人さんはピック弾きの
  バージョンで攻めます。途中オクターブ指弾き、また、ピックへと頻繁に取り替え
  (指のときは、ピックは瞬間どこに消えた?)、怒濤のインプロビゼーションに突入!
  あら、管理人さんどうしたの? 人が変わったみたい。 い、いや!何をするの管理人さん!
  あなたそんな人じゃなかったでしょ? で、でも凄い‥。いいわ!
  ‥というくらいものすごいギターが聴けます。
  終盤近く、熱い余韻を癒すような倉田さんのクールなジャズピアノソロをはさみ
  エンディングへと収束していきます。
 4. SO NATURAL
  一転、メロウなフュージョンタイプのスローナンバー。でも、SPBのリズムはあくまでも
  どっしりと。しかし、フュージョンってこんなによかったっけ?
  こんなところでさりげなくフュージョン嫌いを白状するMICであった‥。
 5. BRAZILIAN STOMP
  イントロのマイナー風味のピアノコード展開を聴いただけで、そのセンチメンタルな曲調に
  引き込まれてしまいます。やっぱり私も日本人、このタイプの曲に弱い。
  (なんて括り方したら失礼でした。とてもいい曲)
  管理人さんの軽くコーラスのかかったテーマ弾きを聴いているうちに、
  なにやら鳥肌が立ってきました!
  そしてアドリブに入ってからのギターのまた熱いこと! やはり私のいうところの松岡直也風
  (重ね重ねゴメン!)の曲で、さしずめ和田アキラならディストーションかけまくりのところを、
  管理人さんのギターは、軽くオーバードライブしながらも、抑制の利いたサウンドで
  凄みを漂わせます。この曲もピック弾きなのですが、管理人さんのピッキングが最高です。
  凄い早撃ち!こんな凄いものをSPB以外の時には封印してるんですね。 勿体ない!
  管理人さん、あなたは私にとってジェフ・ベックにならぶギターヒーローです。
  いままで気安く口をきいていてすみませんでした!
  また、SPBのグルーブが凄い。もうじっと聴いていることなんかできません。
  自然に体がのけぞってしまう! この曲は私にとってこの日のハイライトでした!
 6. ( ? ) 
 7. Just the Two of Us
 8. Weight
 9. Street Life
10. Everyday I Have The Blues

  タイロンさんをフィーチュアしたこの5曲、かなりファンキー。
  最後にはスウィング全体を乗せまくり、大盛り上がり大会になってしまいました!
  管理人さんのギターも美味しいとこ満載! サックス入りのレギュラーSPBって
  タイロンさんとやったナンバーみたいな曲をいつもやってるのかしら?
  7月にはまた再チェックしなくちゃ!