Mr,エンペラのライヴレポート |
|
| ○前振り編○ |
再びの登場、エンペラです。 なんだ、MICという名前はどうした? ころころ変える奴だ!
ポリシーというものはないのか? だいたい最近の若い(?)奴らは根性がない。
・・・いろいろご意見はおありでしょうが、仕方ないんです。
私が今回の大日本清柳会の一大イベント、
『そうだ、ナマういに会いに京都に行こう/季節はまさに納涼床/
ういさん、出し巻き玉子も忘れずにね!≪萩谷BBS京都支部企画・萩谷 清&Vin-cent Special≫』
に同行させていただいた際、清柳会のおもだった構成員の方々から、私がMICに改名したことに対する
思わぬ不評、クレームを多々頂戴し、もとに戻さざるをえなくなってしまったのです。
まず、「私が一度も直接『エンペラさん』と呼びかけることもないまま改名するとは!」と、ういさん。
RYOさんは、「ころころ変えられるとホームページを直すおれが大変なんだよね・・・」
とどめは管理人さんのひとこと、「だいたいMICなんて生意気なんだよ、エンペラでいいんだ!」でした。
清柳会最下層構成員の私としては“長いものには巻かれろ”です。
というわけで、エンペラレポートとしての再スタートとなりました。
しかし、今回はういさんによる、初めての出演者からのライブレポートが実現するはずだったのにな〜。
(と思ったら、先生はMLに力作を連載中でした! 思わず競作に?)
泣き言をいうようですが、ほんとに私のレポートはもう限界・・・。
管理人さんの演奏の素晴らしさは、毎回変わるはずもなく、いつも同じ賛辞になりそうで。
よっぽど新しいネタでもない限りは、ギターおたくの細かすぎる話ばかりで読んでる皆さんも
曲目紹介以外はあきるでしょ?
まあ今回は、実践武闘派ファン代表ういさんの神様・萩谷 清とのジョイントセッション、
管理人さんのニューギター、L5初弾きおろし等々いくつかのエポックもあり、
レポートもなんとかなりそうですが・・・。
今回の「萩谷 清&Vin-cent Special」の事の発端はご存じのように、大日本清柳会京都支部長
ういさんのバンド仲間、BORISくんこと新村さんが、今年3月に管理人さんの市川りぶるライブを
聴きに行ったことから始まりました。
管理人さんの演奏に感激した新村さんは、「京都の仲間達にもこの演奏をぜひ聴いてもらいたい」
と考え、さっそくそのことを管理人さんに相談します。(なんという行動力!)
管理人さんはその申し出にこころよく快諾されたばかりではなく、もうひとつ大きなプレゼントを
つけてくれました!
それは、なんとその京都ライブの後半でアマチュアのファン達とジョイント演奏するという、
ひっくりかえるようなことだったのです!
このことを最初に知ったときのういさんは、いったいどんな心境だったのでしょう?
なにせ、ういさんのバンドは熱心な萩谷 清フリーク。SuperBandの曲を何曲もコピーしまくり、
レパートリーにしているくらいなんですから。
「にっ、新やんったら、なんというだいそれたことを! 神をも恐れぬ所業やっ!
こっ、困るやないのっ! どないしよっ! で、でもっ嬉しいっ・・・!」
といった感じで間違いないと思います。
あ〜あ、うい姐さんいいんだ! 羨ましい。 京都まで行ってつねってやろうかしら?
そう考えたエンペラは、しかし直前でグッドアイデアを思いつきます。
「そうだ、管理人さんと共演する直弟子のうい姐さんと、どっかのスタジオでセッションすれば
管理人さんとの間接キス・・いや、間接セッションになるじゃん! うん、そうしよう!」
これはとても素晴らしい考えに思えました。 後にあんなことが待ち受けるとは知らずに・・・。
・・・・だんだん長くなる前振りに、ブーイングの予感を感じながらライブレポートに突入です!
|
|
エンペラレポートVin-cent
Special |
2002年5月31日 萩谷
清&Vin-cent Special in 京都Vin-cent
Guitar:萩谷 清 Bass:矢野 克宏
Tenor Sax:岡本 一真 Drums:小松 尚人
with Piano:濱口 一江 (うい) Guitar:新村 教人 (Boris) |
|
■第1ステージ
1. Autumn Leaves
2. Satin Doll
3. Wave
4. Europa
京都で活躍中のベースの矢野氏、ドラムス小松氏をバックのトリオで、管理人さんの一曲目は
大スタンダード「枯葉」からスタート。 管理人さんのL5がしょっぱなから飛ばします!
テーマの提示もそこそこに、流麗なインプロビゼーションに突入。 めくるめく萩谷ワールドが
京都Vin-centに響き渡ります。 誰もが聴き馴染んだ超有名曲の展開としては大変正しい、
まさにお手本のような好演。 我らが萩谷 清が京都の聴衆を一瞬にして引き込み、虜にしたことが
場の雰囲気を通して実感できる瞬間。 ねっ、京都の人たち、聴きに来てよかったでしょう?
すごいでしょ?(なぜ、お前が威張る?)
しかし、L5はあらためていい音だ! 甘くふくよかで、なおかつ芯がありクリアなサウンド。
普通、ギタートリオというと楽器編成上、コード感、サウンドの厚味をつけるためにユニットの
コンビネーションにとても気を使う、ややもすれば神経質な印象がともなうものですが、
L5効果(いや、萩谷効果!)か、とても骨太なリラックスした開放感が心地いい。
ドラムスの小松さんのサウンドはプレスティッジ時代のフィリー・ジョー・ジョーンズを思わせる
ややざらついたラウドなもの。かたやベースの矢野さんは確かなテクニックでサポートしながらも
俺がおれがと前に出てくるタイプではないよう。 しかし、管理人さんのギターが入ったとたん、
音楽の輪郭が明確になり、がっちりとした骨組みが芯に通る感じでまとまるから不思議だ。
管理人さんもL5の鳴りには、いたくご満悦のようで、演奏しながらもとても機嫌がよさそう。
いつにも増してのっている様子がこちらにも伝わり嬉しくなってきます。
ギターがGB100からL5に変わってとくに感じるのは、単音弾き、コード弾き、そしてオクターブ
弾きが非常になめらかにつながること。 以前だったら、単音は繊細に、コードは膨らみを加える
ために、そしてオクターブは曲展開のピークにと、かなり計算され配置されていたものが、より自由に
歌いやすく、コントロールしやすくなったような気がします。(お前が弾いてるのかっ?)
なによりオクターブ弾きの音がかなり違う。以前の感極まってピヤーッと叫ぶようなエキセントリック
さがなくなり、ものすごくマイルドに聴こえます。 しかし決してエッジが立たなくなったとかいうこと
ではなく、エンジンでいうならば排気量がぐ〜んと上がった余裕という感じ。
すみません! またまたギターおたくが脱線してしまった。
途中メンバー紹介を挟み、王道スタンダードの名曲が続きます。3曲目のボサに続き、4曲目の
「哀愁のヨーロッパ」もなんとボサ風味に! これは管理人さんがボサに変えたというより、
ドラムの小松さんがお得意のパターンだったようですね。 管理人さんのこの曲は大磯、葉山についで
エンペラが聴くのは3回目なんですが、聴くたびに管理人さんのギターがよくなってくるのが
わかります。(うっ、なんて偉そう!ごめんなさい!どう書いたらいいんだろう!?)
マイナーの曲が途中メジャーに着地する展開があり、最初の大磯のときにはその箇所のフレーズを
こんな風に弾きわけてるんだなとわかるというか、作っている感じが多少意識できたんですが、
もはやそんな作為など露ほども感じさせない、スムースなメロディ展開。あとで聞いたら、うい姐さん
も管理人さんのこの曲がとくに印象深く、お気に入りだったようです。
5. Bb Blues
6. My One and Only Love
ここからサックスの岡本さんが加わりカルテット演奏になります。 この岡本さん、聖徳太子のような
髭をたくわえた青年で、とてもナーバスそう。 管理人さんがつっこんでも無反応、というかフリーズ状態?
「Bbのこのブルース、なんていう曲だったっけ?」と聞いても答えてくれない。
瞬間、大丈夫?と思ってしまったが(失礼)、演奏が始まるや、堂々とした立派なサックス!
急速調の(5)では豪快に、つづく(6)では歌心たっぷりと、ビブラート、サブトーン(サックスの例の
ズズズ〜という付属音)も品がよく、うっとりと酔わせてくれる。
快調のサックスに負けじと、管理人さんのギターも縦横無尽、アクロバチックに駆けめくる。
目の回るような速弾きはまさにフラッシュ! やっぱり惚れ直してしまうな〜!
そして(6)では、これぞジャズギターバッキングというすばらしいサポート、宝石のようなソロで
もり立てます。
しかし岡本さん、演奏する前、どうしてあんなに緊張してたの? あれがキャラクター?
■第2ステージ
この2部が始まる前の休憩のとき、TEZさんとういさんが約束していたことが実行されました。
ほら、「TEZさん、休憩のときセ●●スしようねっ!」と二人が連絡とりあっていた、あれが・・・・。
エンペラはML2のそのカキコミを見たとき、日本の既婚者同士の友人関係というものはそこまで
フランクになってきているのかと驚きを隠せなかったのですが、な〜んだCDのセールスね?
ははは・・・・伏せ字はやめんかいっ!
1. Over The Rainbow
2. Srella By Starlight
3. Someday My Prince Will Come
4. St. Thomas
管理人さんお得意のギターソロ(1)、ビクター・ヤングの珠玉の名曲(2)、ディズニーアニメからの
スタンダード(3)とつづき、ソニー・ロリンズの(5)で再びサックスの岡本さんが加わります。
|
|
5.
Brazilian Stomp
やってきました、待ちに待ったこの瞬間が! カルテットに加わり、ピアノに我らが京都支部長ういさん、
新村さんがアリアの335タイプセミアコギターを抱えてのセクステット編成でのジョイント演奏です。
管理人さんのMCの最中から、ういさんに黄色いかけ声がかかります。
「こちら京都で大変活躍されているピアニスト、濱口 一江さんです」の紹介を裏付けるすごい人気!
ういさん、頑張ってるんだね〜。
ういさんの弾く『ダカダカダッタン、ダーン(ゥ)タン、ダンタンタターン、ダンタンタターン』という
印象的なピアノイントロが始まるや、なごやかだったVin-centが一瞬にして曲世界に引っ張り込まれます!
ういさん、掴みはバッチリ! いい選曲でしたよ!
テーマメロに入ると管理人さん、新村さんのギター、岡本さんのサックスが一丸となってのユニゾンと
なります。ついで管理人さんの超人的なソロとなり、新村さんがリズミックなコードカッティングに
まわります。 しかしL5を使ってこれだけアグレッシブなソロをとるギタリストって他にいるもんでしょうか?
管理人さんのギターソロにつづき、岡本さんのテナーソロ。事前にどのぐらいの打ち合わせがあったのでしょうか?
ここでの岡本さんのソロもバッチリと決まる! つづいていよいよ新村さんのギターソロ、起承転結がよく
練り上げられたとてもステディないい仕上がり! 後半のオクターブ奏法もバッチリ決まり場内からも大拍手、
その勢いにのるように、我らがうい姐さんのピアノソロへとつづきます。
あとで聞いた話ではここでのういさんのソロは予定されていなかったものということ。
この日の演奏の出来からやれると判断した管理人さんがアイコンタクトで「いけ!」と命じたものらしい。
6. Momo's Blues
この曲では新村さんがいったんお休み。5人編成での演奏と変わります。
ここでウラ話をひとつ。この曲のピアノはかなり難易度が高いらしく、ういさんはめげていたですが、
じつはそのピアノはCDでは管理人さんが打ち込みで入れたもので、SuperBandの倉田さんはそれをなぞって
弾いていたらしいのです。それをライブ直前に聞いたういさんは「ひぇ〜っ!」と驚いていました。
さまざまなバリエーションでたっぷりとギターソロを堪能したあと、サックスそろ、ベースソロと展開し、
エンディングではお茶目な管理人さんがビリーズ・バウンスやストレート・ノー・チェイサーといった
曲を引用して聴く人をくすぐります。
7. When A man Loves Woman
管理人さんお馴染みのこの曲では、サックスと新村さんのギターにソロを預け、自分はバックにまわり、
他の演奏者を優しく見守ります。でも要所要所のキメで全体の演奏をコンダクトしている。
本来ならイントロは管理人さんのギターにかぶさるようにドラム、ベースがあとから加わり始まるのですが、
ここではドラムを優先させ、打ち合わせなしでも全員が自然にまとまるようにコントロールしています。
この曲はういさんバンドのレパートリーなので、さすがにういさん余裕の貫禄だね!
さて、エンペラ・レポート<Vin-cent Special>、楽しんでいただけましたでしょうか?
えっ? あれで終わりじゃないだろうって? いやだな〜、「男が女を愛する時」で楽しく終わったじゃないですか。
そうは聞いていないって? 誰から聞きました? アンコールがあったろうって?
そうだったっけ・・・・? え〜〜っと・・・しくしくしく(泣)、判りましたよう、白状しますって。
その前に言い訳させてください。 レポート前振り編のところで、
「そうだ、管理人さんと共演する直弟子のうい姐さんと、どっかのスタジオでセッションすれば
管理人さんとの間接キス・・いや、間接セッションになるじゃん! うん、そうしよう!」
と思ったって、書きましたでしょ? そのためにエンペラは自分のギター担いで新幹線に乗って京都に行ったんですよ。
で、待ち合わせていた管理人さん、RYOさん、KAZUさん、ういさん、新村さんと一緒に、夕食までの自由行動の前に
まずはお茶でもということで楽しく語らっていたんです。
そしたら、「せっかくギター持ってきたんだったら、Vin-centでも参加したら?」という話になって・・・。
夢のようなことなんですが、練習なんかぜんぜんしていない! 一生懸命お断りしていたら、
ちょうどそのときに私の携帯に会社から電話が掛かってきて、急にクライアントからまとまった発注があり、
いきなり数百万、その日に儲かってしまったんです。 ラッキー! で、2、3電話連絡しているあいだに、
「じゃ、そゆことで、今夜エンペラさんもがんばるんだよ! はい解散、自由行動!」
ということになってしまいました。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」
「だ〜いじょぶ、新村さんとういちゃんの他にういさんバンドのギターやベース、ドラムのひとも飛び入りするんだから」
「あ〜、それなら少し気がラクだ、で、何の曲をやるんですか?」
・・・もう、みんな歩き始めてちゃんと話を聞いてくれない。「Isn't She Lovely をC」と聴こえたような・・・。
さあ、大変だ! もう出歩いてなんかいられない! ホテルの部屋で練習をしなくちゃ。
Cキーだったらミストーンを出さずにすみそうだ。しかしあの曲は一度もやったことがない。
部屋でギターでさらってみるがコード展開は・・あれ?ぜんぜん分かんないわ!
せめてメロディだけでも弾けるようにしておいて、適当にオブリガードを入れてやりすごすしかないね!
ということで、ホテルの部屋で小一時間練習して、夕食の予約を入れてある豆腐料理の豆水楼へ。
ういさん、新村さん、管理人さんはVin-centでリハのため別行動となり、それ以外の清柳会の皆さんと
楽しく会食する。 エンペラにとっては初めてのオフ会もどき、食事も美味しければ、酒も美味い♪
「エンペラさん、Vin-centでジョイントするのにそんなに呑んでいいの?」
と誰かにいわれるが、お酒も入ってすっかり気が大きくなったエンペラは、
「ダイジョブ! 大勢一緒にやるんんだから、いざとなったら必殺弾いたフリでボリューム絞っちゃう」
このときエンペラは自分の身にあのようなピンチが襲ってくるとはつゆ知らなかったのでした。
では、ひとしきり言い訳も終わったところでいよいよ本番だ〜〜〜っ!
|
|
■アンコール・セッション
1. Sunny
2部のまえの休憩のとき、管理人さんから「エンペラちゃん、ジョイントでは何やろうか?」と言って
いただいたので、とっさに思いついたのがこの曲。まえに葉山で杉本篤彦さんと管理人さんがデュオで
やられたこの曲、あのときのBBSの話題の関係で、おおよそコード進行がわかっていたつもりだったので・・。
さあ、いよいよ始まりました。 管理人さんから紹介を受けて出ていくのですが、ギターを置き場所から
取りに行ったり、新村さんのアンプにシールドをセットしたりしているうちに管理人さんがコード弾きで
メンバーに展開を教え終わり、ドラム、ういさんのピアノも加わり、演奏が始まってしまいました!
管理人さんのギターが華麗にリードをとりはじめる! 凄い! いいギターだ!
なんでおれはこんなところに一緒に立っているんだろう? あの人は誰? 神様じゃないのか?
ようやくコードカッティングで私が入っていけたのはテーマメロが始まってから5小節目だった。
音量はどうにかいいようだが、何だ、俺のギターのこの音は? ギャンギャンとシングルコイルピックアップの
いちばん嫌な音がしてるじゃないか?(注:私の使用楽器はストラトキャスターでした)
うっ、私のギターのリズムがドラムともろかぶっている。おまけに思い切りが悪いから歯切れも悪い。
ひぇ〜ん、おれはこの演奏に何一つ貢献していないではないか!
そして、展開の完結の部分で愕然とした。わかってるはずだったコードが思い出せない!
ださいオブリガード(テーマメロに寄り添う装飾メロ)でごまかしながら、ガンガンいいリズムで
ピアノを叩いているういさんのところへ近づき、楽譜をカンニングしようとするが、なんと譜面がないのだ!
うい姐さん、全部アドリブ? 恐れ入りました!
そうこうしているうちにも神はめくるめくようなアドリブソロを展開中だ。うわ〜っいい音だ!
絶好調時のベンソンもかくやという、グレードの高いソロだ! そして、なぜか永遠にくるときはないような
気がしていたその瞬間が・・・! 神様がこちらを向いてこくっ、とやった!
私は電気にうたれたように、ボリュームノブを少しだけ上げ、自分のソロに入った。
コードカッティングでも不満だった自分の音色がさらに貧弱に感じる。これじゃ、安〜いサーフィンサウンド
じゃないか。アドリブもぜんぜん広がらない。ふぇ〜ん! これじゃダメだ! コーラスの変わり目に
ピックアップセレクタをフロントからリアへ切り替える。 どうだっ? げっ、前にも増して音がペンペン
してるじゃないか? ええ〜い、仕方がないと後半のソロは思いっきり掻きむしり、なるべくハードな
音がするように・・・なってないな〜。 とにかく、どうにかスペースを埋め、神様にお戻しする。
神様は、「エンペラ、だめだな〜、ソロはこう弾くんだよ!」とばかりに模範演奏を弾き始める。
あっちいったり、こっちいったりせずに、こうじわじわリフレインするだけでもこんなにかっこいいだろう?
と夢のようなフレーズが連発される。あ〜いいな〜! 山場が終わってほっとしたせいか神様の演奏を楽しみ、
少しはリズムにも変化をつける余裕も出てきた。・・・相変わらずコードは思い出せなかったけど。
エンディングでまだみんながAmのコードを鳴らし続けて神様のカデンツァを送っている最中、私は思わず
ギターを弾くのをやめ、同じステージの上から神様に拍手を贈ったのでした。
2. Isn't She Lovely?
ギターアンプを新村さんにお返しして、ステージを降り、エンペラはまた観客に戻りました。
そして管理人さん(ん?また戻った?)、他のみなさんのステディな演奏に耳を傾けるうちに、
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ・・・啄木の『一握の砂』の一節がふとよぎるエンペラであった・・・。
ステージを降りられた管理人さんに、「すみませんでした。やっぱりぼくはやるべきじゃなかったです」
といったら、「エンペラちゃん、反省はしてもいいけど後悔はダメ!」という、ありがたいお言葉を頂戴しました。
しかし、思い出したら、ういさんバンドのひとたちはどうしたんだろう?
ひっどいな〜! 一緒にやってくれるはずだったのに、私は千尋の谷に一人置き去りにされたいたいけな子ライオン
になってしまったんだから!
今日の自分のストラトの音がしょぼかったので、管理人さんにお願いしてL5を少しだけ触らせていただいた。
アンプを通さずに生音だけでも、深〜いいい音がしていた。
やっぱり、ギターは箱かな? 板っぺらに線張っただけのソリッドはだめなのかな、と言ったら
TEZさんはきっと、「ぼくのストラトはいい音するよ」って言うんだろうな?
|
|
|