Mr,エンペラのライヴレポート
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Kiyoshi Hagiya SUPER
BAND 銀座スウィング 2002年7月26日(金)
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前回、銀座スウィングでこのSUPER BANDのライブがあったのが3月26日だったので、 |
| ■第1ステージ 1. Montgomery Land 今回座ったのはステージ正面に向かっていちばん右奥のテーブル席。 ベースの岡沢さん、ドラムの渡嘉敷さんの真横を見る位置で、管理人さんは背 中を見せて 向こう側を向いています。それは仕方ないんですが、肝心のギターの音がよく聴こえない のが残念。連れのDatchはベーシストなので、彼にはいい席だったかな? ちなみに宮川組のときはここは特等席になります。 SPBでドラムのある場所が管理人さんの立ち位置となり、ギターもよく見えるし、 よく聴こえるんです。 2. The Smilling Hours 前回のときと曲の構成が少し変わり、シンバルだけのかなり長いイントロから始まります。 そしてベース、ピアノが静かに加わり、さらに時折タム、スネアが鋭くフィルインされると 徐々に緊張感が高まってきます。じらしにじらされたあと、やっと管理人さんのギターが テーマを奏でて、ようやくこの曲だったことがわかります。イントロに加え、前回と大きく 違って感じたのが、テーマメロのあとギターのアドリブに移ってから。 3月にこの曲が演奏されたときは、甘酸っぱいテーマを引き継いでアドリブもかなりストレート に歌い上げるもので、弾きまくりも含めて直情的な熱い展開だったのですが、今回はやや抑え 気味。言い過ぎを恐れずに言えば、管理人さんはやや無機的なフレーズに持っていこうと しているように思えました。今回、管理人さんが使用したギターは前回のアイバニーズGB100 に代わってギブソンL5。ややソリッド感を残すGBにくらべ、ウォームなサウンドを持った ギターです。しかし、演奏は逆にホットではなくクールな方向へ・・・? 管理人さんのソロに続き、倉田さんのピアノソロに替わっても今回は禁欲的に響くこの曲 でした。 この演奏が終わって、ピアノの音量を上げた方がいいということになり、管理人さんが 「ピアノ上げてみて」というと、倉田さんは必死にグランドピアノを持ち上げようとする ボケをかまし、禁欲的もなにもなくなってしまいましたが・・・。 3. When A Man Loves A Woman お馴染みのこの曲も今回はかなり抑制がきいた感じ。渋いことこのうえないのですが、 私は、連れのDatchをもっと脅かすような過剰さが欲しいところでした。 メロディのフェイクも最小限に抑え、L5のトーン一発で勝負といった気迫は迫ってきま したが。そしてそれに応えるように、倉田さんのピアノも終盤ではほとんど鳴りやみます。 4. Back to The Place I Love 気がついてみると、ここまでの曲順は3月のときとまったく同じだ! 前回も印象的なこの曲 でしたが、さらに曲の輪郭がはっきりと聴こえてきます。ちょうど「ラウンド・ミッドナイト」 をもう少しセンチメンタルにした感じ、といえば伝わるでしょうか? 5. Living for The City 以降の第1ステージの曲はすべてゲストのタイロン橋本さん参加のボーカル曲となります。 この曲も前回タイロンさんがやった曲ですね。 6. If You Want Me To Stay 「サニー」にちょっと曲調が似たキャッチーな曲。エンペラはスライ&ファミリー・ストーン のバージョンが愛聴曲なんですが、タイロンさんのはダニー・ハザウェイ調なんでしょうね。 ピアノ、ギター、パーカッションとソロを回し、最後は客席とのコール&レスポンス (『What'd I Say』でよくやるような掛け合いですね)で盛り上げます。 7. Lean on Me これもダニー・ハザウェイのゴスペル調の曲。短いながらもツボを抑えた管理人さんのギター、 倉田さんのピアノが光ります。 8. Street Life 前回につづいて、今回もやったクルセダーズのこの曲、私はちょっと苦手・・・。 管理人さんのソロもないしな〜。 今回はややあっさりめで助かったかな? 9. Happy Birthday (!?) この日が誕生日というお客が会場に3人もいるということで急遽バンドでお祝い。 タイロンさんがいかにもという感じでソウルフルにきめます。しかし、ここでDatchが ぼそっとお得意の毒舌を。「なんだよ、これだけのメンバーがいて普通のやるの? ビートルズの『Happy Birthday』くらいやるだろ!」 エンペラはこれには全面的に賛成しないまでも、 「スティービー・ワンダーの『Happy Birthday』をやれば完璧だな」と思いました。 ■第2ステージ 1. Thread 現在SPBを欠席中のボブ・ザングさん作曲というこの曲から始まった第2ステージ。 第1部で帰ったお客がいてエンペラたちはカウンタ席へと移動できました。 やはり右端で、今度は気をつけないと渡嘉敷さんのスティックが当たるくらいの近さ (すみません、これは少しフカしがはいってました・・・)。 ほんの1、2m移動しただけなのですが、いやあ音って変わるものですね! それまでよく聴こえなかった管理人さんのギターが、バッキングフレーズまで ちゃんと聴こえるようになった! 相変わらず背中のほうから管理人さんを見てる んですが、カウンタがマスクしてた音が全部クリアに聴こえるんです。 おまけにぐっと近づいたせいか、すごい臨場感。まるでバンドの一員として同じ ステージに立ってるような音です。これは本当にそう。 2. So Natural 今回のこの曲はイントロが管理人さんのソロギターになっています。 曼荼羅(H・I・K)のときと同じバージョン。今回はコーラスエフェクトはかかって いません。そしていつものスタイルに戻り、バンド演奏となります。 そしてこのあたりから管理人さんのギターもだんだん熱くなってきた! 3. Don't Disturb 一転、倉田さん作曲のクールな曲。管理人さんが、「これはホテルで作ったに違いない」 なんてジョークとばしたもんだから、曲のあいだ中、リゾートホテルの屋外カクテルバー の夜景が目に浮かんでいました。 4. Brazilian Stomp これこれ! この曲だったら管理人さん初心者のDatchもノックアウトでしょう! やっぱり誘ったからには充分満足して帰ってもらいたいものね。こういうのって 好きな映画に誘った友達が、楽しんでくれているか心配するあの感じに似てますね。 今回この曲にはちょっと仕掛けがありました。 エンディングのあと、キムチさんのパーカッション・ソロ、そしてドラム・ソロとつづく のですが、なんとまたこの「Brazilian Stomp」にリフレインして戻ります。 なぜかとてもトクした感じ! 5. Just the Two of Us またここでタイロンさんが再登場。今度は管理人さんもハイセンスなギターを弾き まくってくれて大満足。 6. Feelin' My Heart これはタイロンさんオリジナル。彼はここでアコースティックギターを弾きながら 歌い、管理人さんの絶妙なギターがサポートします。 7. Weight 前回のときよりも歌いこんであるせいか、ボーカルに力が抜けていい感じの仕上がり。 8. Dancing in the Sunshine これもタイロンさんのオリジナル。ドゥービーの「Listen to the Music」に ちょい似の曲。管理人さんのギターも大活躍。あれあれ、管理人さん曼荼羅にひきつづき またワウ使ってます? ラストの曲ということで客席にシングアロングさせる展開に なりますが、初聴きのオリジナルソングじゃちょっとキツイかな。 この曲でお開きとなるところだったんですが、そのとき客席のご婦人から 「ギター弾いて!」と責めるような、命令するような声が。 う〜ん、なんて正しい、当然の要求なんだろう! 考えてみればここまで17曲中、9曲がタイロンさんのナンバーだもんね。 やっぱり、このまま終わったんじゃあんまりだ。 9. Nanking Rou ということで急遽アンコールのこの曲、だれのリクエストだろう? しばらくSPBでやっていなかった曲のようで、「みんな覚えてる?」 と確認しながら演奏が始まりました。背中側から見ていたので、管理人さんのギターの 左手親指がよく見えたんだけど、テーマが超速弾きのオクターブ奏法で、指を もの凄い速さで平行移動しているのがわかり、その難易度がよく窺えた。 いや〜管理人さん、最後までお疲れさまでした! |