| Mr,エンペラのライヴレポート
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| 10月9日(水) 宮川 泰Trio+2 The Swing City Pf.宮川泰 Bass.青島信幸 Drs.武田光司 Gt.萩谷清 Vo.古閑みゆき |
| ライブ・スケジュールでこの宮川泰トリオ+2を知ったときから、 「これはきっと面白いぞ!」という予感がして、必ず聴きに行こうと決めていました。 サービス精神溢れる宮川さんだから、曲目はきっと期待を裏切るものではないはずだし、 管理人さん以外のパーソネルも素晴らしい人たちに違いない。 まあ、初めからそういうふうに想像がついてしまうところが、意外性がなく物足りないところでは あるんですが、一級品の楽しさは約束されています。 そしてなにより、管理人さんのギターが楽しみ! ピアノトリオやボーカルと絡んだら、きっといつもの管理人さんとはひと味違った一面が見られるはずです。 考えてみたら、普段のライブでは管理人さんとピアノという取り合わせはあまり聴くことができません。 もちろん、スーパーバンドや宮川組ではピアニストとレギュラーで組んではいるんですが、 ピアノトリオとは曲目やアレンジがだいぶ違ってくるはずです。 逆にギタートリオや、ギターデュオではいろいろな曲をまんべんなく楽しめるし、 なにより全編がギター演奏になるので美味しいことこのうえないんですが、あれは相当忙しい演奏に なるため、ある種の余裕をもった音楽にはなりにくいはずなんです。 ピアノトリオならば、必要なときにはすかさず弾き、そうじゃないところでは引くという緩急も あるし、ある意味さらに音楽的になるんじゃないでしょうか? また、女性ジャズボーカルの歌伴というのも非常に楽しみです。 で、結論からいうと、予想通り。 曲目もエンペラがVでやっているナンバーが満載だったし、 この日の管理人さんの演奏をちゃんとコピーできれば、Vでブイブイいわすことができるぞ♪ ■1st. Stage 1. アンディサイデイッド ときどき、まだタイトルが決まっていない曲を.「Undecided-無題」として発表するアーティストが いますが、この曲はちょっと違っていて、「発つのか留まるのか、決めかねている」という歌詞を もった曲です。トリオ+1(管理人さん)の演奏で。 楽しいメロディを4バースなども交え溌剌と演奏されます。 2. バードランドの子守唄 宮川組のときとほぼ同様のアレンジで。若いピアニストはけっこうこの曲が苦手な人が多いみたい。 スイングのしかたが曖昧じゃすまされない曲だから。ギターもそう。でもここのユニットは完璧! 3. スターダスト この曲は上芝さんと管理人さんがストラトでやった演奏が強烈だったので、すこし刺激が足らない。 4. 酒とバラの日々 ここからが古閑みゆきさんのボーカル曲になります。宮川さんの、「ギター!」の声にすかさず 飛び出す管理人さんのギター、かっこいいな。ソロが終わってからのボサのバッキングも余裕 たっぷりでリラックスしたいいムード。 5. 君微笑めば なるほど、こういう風にバッキングするのか。ソロは弾かないけどギターが演奏にとても貢献している。 6. ラブレター イントロと歌い出しはギターだけで絡むことが急遽決まります。理想的なバッキング、ギターソロ にはため息がでるばかり。 7. チーク・トゥ・チーク 映画「グリーン・マイル」の影響でうちのカミさんがハマっている曲。武田さんのシェリー・マン ばりのメロディアスなドラムが楽しめます。■2nd. Stage 1. テンダリー 管理人さんのお馴染みのギターソロ。最近アタマに付いているのはバースなんでしょうか? 2. アローン・トゥゲザー ベースの青島さんと管理人さんのデュオで。ロン・カーターとジム・ホールよりも先に、杉本篤彦さん とのデュオを思いだしてしまった。まだ二人はやっていませんがね。この曲はエンペラの「そのうち やりたい曲」のかなり上位にランクされている曲です。 3. イパネマの娘 宮川さんのユーモアいっぱいのボイシングのピアノを管理人さんのギターがピリリと引き締めます。 4. ウナセラディ東京 宮川組の演奏とほぼ同じアレンジですが、この編成で聴くとまるで「リカード・ボサノバ」みたい! 当然、管理人さんのギターが大活躍! 5. クライ・ミー・ア・リバー 古閑みゆきさんがここで再登場。オリジナル(?)のジュリー・ロンドン/バーニー・ケッセル盤の ように、この曲も当然ギターが主役です。 6. ムーン・リバー いい。いいけど、ギターソロがあって欲しかった。 7. フォー・センチメンタル・リーズン 気怠いボーカルに絡むように、ギターのオブリガードがしっとりと絡み、ゆったりとしたギターソロに つづきます。 これも私の好む理想的な音楽形態です。 8. 二人でお茶を この曲をチャチャチャで、というのはVでやり飽きている。なので聴き飽きてもいます。 客席からそういうリクエストが入ったんですが・・。 9. デイ・バイ・デイ この曲のギターでは萩谷節ともいえる管理人さんフレーズが満載。満足! ■3rd. Stage 1. 見上げてごらん夜の星を 〜虹の彼方に 萩谷ファンなら分かりますね? そう、ギターソロでした。 2. アイ・キャント・ビリーブ・ザット・ユーア・イン・ラブ・ウィズ・ミー なぜかこの曲のとき、管理人さんはチューニングに忙しくほとんど演奏を休んでいましたね。 3. 朝日の如くさわやかに この曲のギターはエンペラ独り占めしては勿体ないので、帰りに管理人さんをVにひっぱっていって、 青江さん、ダンディの前で再演していただきました。 4. ブレイクアウト・ザ・ブルース 宮川組でもお馴染みのジョージ・シアリング・ナンバー。 5. 宇宙戦艦ヤマト 2分少々の短いバージョンでご披露。 6. アフター・ユーヴ・ゴーン ここから古閑さんのボーカルタイム。こういう、管理人さんの他のユニットでは聴けない曲が 出てくるのも楽しいですね。 7. ウェイブ この曲でもギターのソロはありませんでしたが、いつも聴いている曲だから大丈夫。 8. アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ラブ ん? この曲でもギターはソロがないの? それはつまらん。 9. 私の心はパパのもの この曲でも・・・。かわりに宮川さんの口笛ソロが。 10. ラブ・フォー・セール 「恋人募集中」という意味かと思っていたら、プロのおねえさんの歌だということが、 古閑さんのMCでわかった。ラストに相応しく楽しい演奏でした。 さて、とても楽しめた今回のスウィング・シティでしたが、12月の宮川泰トリオ+2はどうなるかな? じつは、エンペラは男性ボーカルはあまり好きじゃないです。 シナトラもベネットもナット・キング・コールもジョニー・ハートマンも・・・・。 サッチモやチェット・ベイカーはいいんですが。 |