2003年12月15日号(第十七号)

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          ギタリスト萩谷清メールマガジン
            2003年12月15日号
              (No.17)
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目次/CONTENT……………………………………………………………………
◆[01]◆【ギター亀仙人:いかがなものか?】萩谷清よりのメッセージ
◆[02]◆【萩谷清特別寄稿『スタジオミュージシャン物語』第2話】
◆[03]◆【エンペラのライヴレポート】
◆[04]◆【SPBへいっらしゃい】アルバム制作への道
◆[05]◆LIVE INFORMATION!
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【ギター亀仙人:いかがなものか?】萩谷清よりのメッセージ

-富士山編-

私の寝ている部屋は、西と北に窓があるのだが、冬のやうな空気のきれいなとき、
西の窓から富士山が見へる。
今日は、朝(起きたのは11時)と夕方に富士山がよく見えた。
朝に見へた富士は、白く見へ、夕方に見へた富士は、真っ赤な夕焼けの中に堂々
と黒い富士山が見へた。
私は、富士山が見へると何故か、とても、ありがたく、そして、嬉しひ気持ちに
なるのである。

以前、美人女優さんで「山本富士山子」がおった。

さういへば、この前のレコーディングの際、京都のOちゃんが「はぎやさんねえ、
今日来る時の新幹線から富士山がよく見へたんよ。だから今回のSPBのレコーディ
ングは絶対にいひことがありまんのや」
と云ってくれはった。
ソフナリツツアルノコトヨ。



-鳥編-
■今日、羽田から車で多摩市民館に行った。246の手前からすごい渋滞でピクと
も動かなかった。
そのとき、なにげに上空を見上げた。遠くの方から鳥の群れが飛んできた。大きく
見せるためなのか逆V字のやうな編隊を組んで飛んでいた。そして、その群れから大
きく遅れて一羽の小ぶりな鳥が必死の形相でその群れを追いかけていた。
たぶん、群れの中に、親か親戚のおじさんか姉さんか兄さんがおるのであらうか。
その後どうなったのか心配である。もし私が前を飛んでいたら、ゆっくり飛んで、
追いつくやうにしてあげるだらう。
しかしこういった行為は、かえって小鳥のためにはならないのだ。

(▲愛を感じます)

-博多編-
(実は佐世保なのにいつのまにかBBSでは博多になっていた)
■いつのまにか博多になってしまっておるが、博多から在来線に乗り換えて、昨日
から私は佐世保にいるのだ。昨夜はピアノの上柴氏(今回彼はピアノではなく口笛
である。彼は現在日本で三本の指に入る口笛の名手である。)と「さかな横丁」と
いう天然活魚の店にて、さかな三昧だった。五島列島からとれたといふ活魚ださう
な。
この辺りのお勧めは水イカなのだ。とても美味であった。活き作りにしてあり、
二人では食べきれず残りを天ぷらにしていただいた。これがまた美味であった。
LR殿高菜弁当は、まだ食べていなひのだ。後で駅に行く時間があるやうであったら
買ってこやう。
Eさん寺内タケシさんのエレキサウンドはもはや日本の文化的財産である。しっかり
聴いて、良いところを身体にしっかり、たたき込んでくるやう。
Kさん博多てはない。佐世保である。

(▲だそうです)


-広島編-
■昨夜は仕事が終わったあと、広島に移動。ホテルは、ほぼ新幹線のホーム上にあ
る広島グランビアホテル。この近くに高校を卒業した年、かれこれ38年前に一月ほ
ど滞在していた。景観は様変わりしてしまったが、所々に昔からの建物があり、
とても懐かしく胸にせまるものがありました。そのうち、のんびり訪ねてみたいも
のだ。昨夜は流川という繁華街にある飲み屋で一時半頃まで飲食。眠気をこらえな
がらのだ。昨日の仕事もきつかったが、一晩よく寝たので疲れもとれたやうだ。
今日は12時52分ののぞみで博多にむかう。

(▲どうやらここに誤解のもとが)

-パンツのゴム編-
■今日は大宮の氷川神社に行き参拝をしてまいりました。
東京に戻り愚妻と渋谷の西武で待ち合わせをし、西武でスーツを買った。
スーツを買うのはひさぶりしである。
しかしズボンの試着には涙が悲しい程参った。
可愛い店員さんからズボンをいただき、試着室に入ってズボンを脱ぐのだが、
パンツのゴムが緩いらしく必ず、パンツも一緒に脱げてしまう。下半身丸出し状態。
試着室の外では、「お客様いかがでしょうか?」あの可愛い店員さんが今にも入って
きそうになる。嬉しいのか恥ずかしいのか、いっそのこと試着室に一緒に入っていた
だこうかなどとも考えたのだが「ちょっとまってください」と云いながらパンツを上
げてスーツのズボンを穿くのだ。ややあって裾の長さも決まり、可愛い店員さんが
『お客様、針を刺してあるのでお怪我のないように、気をつけてください」などとい
いながら出て行ってしまう。もし本当に私のことが心配ならどうしてそばにいてくれ
ないのだ。そういった心の葛藤からそのスーツのズボンを脱ぐ時である。
またまた、心の乱れからかゴムの緩さからか「パンツが」脱げてしまう。
今日渋谷西武の試着室で下半身ヌードの中年は私だ。最近このやうなことでははずか
しくはなひ。


(▲これぞ亀仙人の面目躍如!)



◆萩谷清HPは
http://www.kiyo.mu/
◆BBSは
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【萩谷清特別寄稿『スタジオミュージシャン物語』第2話】

普通のミュージシャンが、スタジオミュージシャンなのだが、もし普通のミュー
ジシャンとスタジオミュージシャンの違いを厳密に説明するとなると、いわゆる
バンドやオーケストラに入っているミュージシャンは、月給や年棒といった形で
お金を得るのだが、スタジオミュージシャンは、だいたい時給である。(ツアー
などはこの限りではない。)

 レコード会社が、ある曲を録音したいということになると、仲介(我々はそれ
をインペクと呼ぶ)の人間に、某月某日13時から15時までミュージシャンを
押さえるように、と依頼する。

インペクの人は電話で
 「萩谷さ〜ん、某月某日13時から15時まで空いてる?」
私は
 「へい、空いてるだっぺ。」(私は茨城県人なのです。)
 「じゃあ、某月某日、13時から15時コロンビアの1スタお願い。楽器は
エレキとフォークとガットでねえ。」(文面からも分かるように女のひとである。)

 「へい、承知しました。」
このように依頼がくるのである。
エレキとはエレキギターの事。フォークとはフォークギターの事。ガットとは
ガットギターつまりクラシックギターの事だ。
私はギタリストなので、先方は何でも弾けると思って頼んでくるのだが、この
三種類の楽器の他にエフェクター、プリアンプ、そしてティッシュや財布などが
入ったバッグ。これを全部持っていくのはとても重くて辛いのだ。
スタジオミュージシャンは「日雇い労働者」というより「時雇い労働者」なので
ある。

 インペクについて少し説明をしよう。

実は、私もこの意味をよく知らないのだ。何の仕事かも知らずに仕事場(スタジオ)
に行った場合に、よく我々の間で交わされる会話がある。
ミュージシャンA
「ねえ、ハギヤ、今日のインペク、どこ?」
萩谷
「えっどこだっけ。誰か知ってる?」
ミュージシャンB
「たしか東室だったけど・・・。」
このようないい加減な会話なのだが、本当はとても重要な事なのだ。
録音が終わった時にギャラを払ってくれる人が、(インペク)なのである。
レコード会社が払うギャラを、インペクさんが立て替えて、我々スタジオミュージ
シャンにお金を払ってくれるのである。
以前に聞いた情報だと「インペク」とは英語の「インスペクター」からきているら
しいと云われた。
Inspector・・・・視察員、検査官、警部。
辞書によるとこのように載っているが、しかし、我々が日常に使っている意味とは
随分違うようだ。

インペク・・・・ミュージシャン手配師&ギャラ立て替え業者・・・・といったと
ころが通常、我々が認識している意味なのだ。
・・・おそらく怪しげなバンドマンを監視するようなことからであろうか。
田舎から出てきて、東京でこの仕事をするまでは、こんな言葉は知らなかった。
これは、おそらく和製インチキ英語的業界用語であろう。

(続く)

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【エンペラのライヴレポート】

●11月18日(火)
Kiyoshi Hagiya SUPER BAND in 銀座スウィング
Gt:萩谷 清 Pf. 倉田 信雄 Bass. 岡沢 章 
Drs. 渡嘉敷 裕一 Perc. 木村 誠 Sax.Bob Zung

今回はエンペラ氏が欠席のため、ライヴレポはありません。
演奏した曲目のほとんどは、レコーディングされた曲でした。

Metro Bluse
Fish Water
Urara
Don't Disturb
Samba de Rota
Feel it
Toots
So Natural
Memories(キムチさん歌)
Ru Rou
Here There & Everywhere〜星に願いを(ギターソロ)
The Thread
Brazilian Stomp


◆これまでのレポートは萩谷清ホームページ「Mr. エンペラのライヴレポート」
http://www.kiyo.mu/live_report_index.htm
◆萩谷清のギターは
http://www.kiyo.mu/guitarpage01.html


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【SPBへいっらしゃい】アルバム制作への道

■SPB(Super Players Band)という名称が正式決定いたしました。
もともと、このバンドは、リーダーの萩谷清が、自己のアルバム『SO NATURAL』
を発表した1995年、世界に通用する音楽集団を目指して作ったグループです。
今までは、Kiyoshi Hagiya SUPER BANDとして活動してきましたが。
アルバムの発売を契機に、もっと親しみやすく、また覚えやすいバンド名にしよう
ということで、「SPB」が正式名になりました。

ところで、アルバム名ですが、お客さんの入っていないスタジオ盤は
「Straight Emotions」またスタジオライヴ盤は「Straight GIG」に決定いたしま
した。

ジャケットもまだ検討段階ですが、かなりかっこいいジャケットが候補にあがって
います。

決まり次第SPBのHPに掲載いたしますので是非ごらんください。

今回はライヴ盤のレコーディングの模様をお伝えする予定でしたが、詳細は次回に
させていただきます。

とにかく、音がよく、生の雰囲気が漂う素晴らしいアルバムになることだけは
お伝えしておきます。
このアルバムは必ず21世紀の記憶に残る一枚になるでしょう。

(TEZ)

◆詳しくはSPBホームページ
http://spb.kiyo.mu/



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◆LIVE INFORMATION!
 
●12月18日(木) Trio de HUT
Gt:萩谷 清 Bass:鳥越 啓介
Drums: 宇山光隆
オリエントホテル横濱開洋亭「街の灯」
横浜市西区宮崎町58-1
045(243)1122

●H16年1月30日(金) 京都LIVE
Gt:萩谷 清 Bass:矢野克宏
Drums:山口幸男 Ts:岡本一真
Vincent
京都市上京区堀川上立売上ル
一筋目西入南
075(441)3312

◆詳しくは萩谷清ホームページ「ライブ 情報」
http://www.kiyo.mu/liveinfo.html


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◆詳しくは萩谷清ホームページ
http://www.kiyo.mu/

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