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ギタリスト萩谷清メールマガジン
2004年10月15日号
(No.27)
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目次/CONTENT……………………………………………………………………
◆[01]◆【ギター亀仙人:いかがなものか?】萩谷清よりのメッセージ
◆[02]◆【萩谷清特別寄稿『音霊私観』】
◆[03]◆【エンペラのライヴレポート】
◆[04]◆LIVE INFORMATION!
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【ギター亀仙人:いかがなものか?】萩谷清よりのメッセージ
-郷土の花火大会編-
■我が郷土の花火大会は、花火界の紅白歌合戦のやうなものなのだ。
来年、各地にをいて行われる花火大会のギャラ?やランク?決めをするのである
らしゐ。
であるから、花火師の人達はすごく力を入れる大会ださうな。
この花火大会には甘い想い出があるでぃめおら。
青春の光と影とでもいふのだらう。青春を返してくれあらしるものか。
『はなびしあちゃこ』さんは花火師ではなひのか?
ところで昨日は、天気も大変よかったので髪の毛を切りに青山に行った。(最近
切るほどもなひのだ)
店主は私の髪を切りながら、
「ハギヤさん、歳をとると髪の毛は垂直に向かって生えるのではなく、横向きに
生えるやうになるんだねえ」とのたまふ。
好きで歳をとったわけではなひのだ。寂寥感が私をつつんだ。
その帰り渋谷の「スケベ楽器」に行き、ヤメハの製品を触ってきた。
前日、やはり渋谷の「ヤメハ楽器」の3Fに行き、ギターの調整をしてゐただひた。
(道頓堀劇場の近くなのであるが誘惑を振り切り行かなんだ。)
私はヤメハのギターのモニターである。(カタログに名前が小さく出ておる)
その帰り1Fのショールームにおひて見た製品が気になったのだ。
「ヤメハ楽器」のモノなので、やめはほふが良いのか、しかしほひいなははは。
・・・・01X。
-こってり『赤玉』あっさり『白玉』編-
■昨日(正確には10日)は、愚妻と愚娘は何処かに出かけ愚息と二人だけでの
夕食だった。
話し合ひの末、夕食は久しぶりに一風堂といふ駒沢公園にあるラーメン屋に
決定した。
このラーメン屋さんがなかなか美味いっ。
ラーメンはこってり味の『赤玉』とあっさり味の『白玉』との二種類だ。
愚息は『肉入り赤玉』を、私は『白玉』を食した。
その他には生ビール(私だけ)。
愚息が野菜不足になると言うので、もやし炒め、そして博多風焼餃子、水餃子
と食した。
愚息は水曜日から中間試験だそふだ。
最近愚息は、口数がめっきり少なくなってきてをる。
あまり会話のなひ食事も味気なひので私は愚息に話しかける。
「おひ、ライスかパン、どちらかとるか?」
「・・・とふさんは間違ってる、ここはラーメン屋だ」
「おひ、学校の方はどふなのだ』
「あは・・・・学校、行ってるよ」
「そふか、悔いの残らぬやふ勉強するのだぞ、自転車のネジは時々締めるのだぞ、
タイヤの空気圧もみろよ」
「・・・・・うむ、」
「おひ、とふさんのをちょっと食べてみむか。その赤玉をちょっと食べさせて
くれぬか」
「・・・・ああ、」
そふゐえばこの前、映画を観に行っていたがどうだった」
「うむ、オレの他は小さな子供ばかりだった」
「何を観たのだ」
「仮面ライダーと、もう一本はレンジャーものだ。このレンジャーものが失敗
だった」
「なんのその、愛の園。失敗を恐れるな。失敗は成功のもと。オ●パ●は
セイ●●イのもとだ」
「・・・とふさんは間違ってる」
久しぶりで愚息と二人きりの夕食であった。
(白玉はお勧めである)
(▲よかったですね。)
◆萩谷清HPは
http://www.kiyoshihagiya.com
◆BBSは
http://6804.teacup.com/kiyo/bbs
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【萩谷清特別寄稿『音霊私観』】
先輩ギタリストの直居氏から突然の電話があったのは、199X年X月X日だった。
「ハギヤー、明日のベンソンに行くけど、ハギヤは行く?」
私も、敬愛するジョージ・ベンソンが池袋のアムラックス・ホールでコンサート
があることは知っていた。
もちろん行くつもりだったので、
「ハイ、行くつもりであります」
「じゃあ、始まる1時間前に入り口で待ってる」
「ハイッ承知しました」
「始まる前にちょっと楽屋にでも行ってみようか」
「エッ」
私は、一瞬耳を疑った。信じられなかったのだ。あのジョージ・ベンソンの楽屋
に行けるの?私の小さな胸は早鐘のように鳴り、身体中にアドレナリンとオロナ
インがもの凄い勢いで分泌されたようだ。(分泌と便秘は似ておるが違うのだ)
明日ベンソンに逢えると思うとその日は、何も手につかなかった。
食欲も性欲も物欲も失せ、まるで何かに取り憑かれ『心ここにあらず』という
状態だ。
とにもかくにも、明日は私のギターを持って行こうと決心した。
私のギターにベンソンさんのサインをしてもらうのだ。
(このサインには後悔の念がある。ギターのボディの裏側にしてもらったのだが、
私のお腹とギターのお腹が擦れてすぐに消滅してしまったのだ。)
私は親しいミュージシャンのコンサートを聴きに行く場合、めったに楽屋まで
訪ねることはしない。楽屋は演奏者にとって休む所であり、話たくない気分の時
もあるだろう。
ジョージ・ベンソン様もそうであろう。
見ず知らずの私が訪ねていってもよいのだろうか?
だがそういった心配は杞憂だった。
当日、直居氏と私が訪ねてゆくと彼はとても嬉しそうに迎えてくれた。
ベンソンさんは愛機であるGB100を抱え、ニコニコしながら指ならしとでもいうのか、
ギターを身体から離さずパラパラとスケールを弾きながら、なんと英語!で喋って
いる、?いた。
こうなったら私も英語で話すしかない。
「ハウ ドウ ユウドウ」「ナイス ミーツ ユー」「マイ ネームイズ、キヨシ、
プリーズ コールミー キヨシ」
握手をしながら「オー キヨーシ ナイス ミーツユー ツー メーン」
握手をした手が離れると、もうパラパラとギターを弾いている。
直居氏と私は唖然としてベンソンさんの右手、左手を見た。
ピックを持たず親指で素早いフレーズを弾いていた。
そのスケールが、また美味しそうな(カッコ良いという意)フレーズなのだ。
そしてリズムが良く、ミスタッチが全くない。
目の前で超一流ギタリストの指の動きを見られるとは、私にとって至福の喜びである。
ベンソンさんは、我々に向かって「これは知ってるか?」などと言いながら彼のアル
バムの曲を弾きだした。
直居さんが「これは知ってるぞ」と、彼のギターを持ち、ベンソンさんのオリジナル
『I Remember Wes』を弾く。
彼はとてもうれしそうに聞いている。
ベンソンさんに「ウエスを生で聞いたことがあるか?」と質問をした。
ベンソンさんは、あるライブハウスにウエスが来演していて、それを聴きに行ったそうだ。
彼が店に入っていた時には既にウエスは演奏中だった。その時ウエスはバリバリと
もの凄いアドリブをしながらも、なんと「ヘイッ ジョージ ヨク キタナ ドコニ
トマッテルンダイ アトデ メシデモ クイニ イコウゼ メーン」と喋りながらも
ギターを弾きまくっていたそうだ。
そのテクニックたるものは、本当にすごかったと驚嘆していた。
そのうち、「これはマッコイのコードなんだ」と言いながらラウンドミッドナイトを
弾きだした。
「マッコイのセガレとオレのセガレは一緒にバンドをやってるんだ」などと話してくれた。
そしてベンソンさんは、やはり自分のオリジナルの『ODE TO KUDU』を弾きだしたのだ。
この曲は『Week End In L.A』というアルバムに入っている私の大好きな曲である。
コードワークとシングルトーンが絶妙に絡み合い、ベンソンさんの演奏の中でも
秀逸な演奏だ。
その曲を彼は弾いてくれた。が、どうも途中で忘れてしまったらしく、つまってしまう。
当時私は五年程前からベンソンさんのピッキングやフレーズを日夜コピーし研究していた。
であるから、彼以上に彼の曲をほとんどマスターし、細かいアドリブさえ頭の中に
叩きこんでいたのだった。
唯一ピッキングだけものにできないで苦労していた時期だった。
彼のピッキングは独特なスタイルで普通のギタリストの弾き方とは少し違うのだ。
しかし私はそのピッキングをどうしてもマスターしたかったのだ!
私は彼からギターをもぎ取り、そのつまってしまった後からのフレーズを華麗に?
弾いてあげた。
彼はびっくりし、けれどもとても満足げな顔で私のプレイを聴いていた。
この日から私はベンソン・ピッキングを自信を持って弾けるようになった。
次の日からは、今までいくら練習をしても本番では弾けなかったあのピッキングを
自信を持って弾けるようになっていた。
素晴らしい体験だった。
さて、こののち圧巻のコンサート、想い出のしゃぶしゃぶデイナーへと続くのだが、
それは、ツービーコンテニュードといったところで・・・
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【エンペラのライヴレポート】
今回のマルディグラは専任コックさんがお休みということでした。
そのせいか前回のようなスパイシーな香りはやや少なく、目がとってもラクだった。
(それでも料理は文句なく美味しかったけどね!)
今回のデュオのお相手、ベースの荒川康男さんは60年代の始めからずっと第一線
でご活躍の大ベテラン。
ブルーインパルス解散後ソロとなった若きギタリスト萩谷清が、初めての仕事で
参加した猪俣猛グループにいたのが、荒川さんをはじめとする錚々たるメンバー
でした。
「俺はどうしてこんな凄い人たちの中にいるんだ!?」
若き萩谷清(推定24歳)は緊張のあまり、歯が痛くなってきたらしいです。
(本人コメントより)
その荒川さんとの共演はそのとき以来で、ン10年ぶりということ。
慌てず騒がず、悠然とした荒川さんのベースに、時にしっとりと、時にアグレッシブ
に萩谷さんのギターが極上の絡み方で歌う、極上のライブでした!
演奏は、まず萩谷さんのギターがソロでテーマを提示して、荒川さんが「そうか、
そう来るか?では・・・」
という具合に合流してくるというパターン。というわけでいつも萩谷さんが別途
披露するソロギターは今回はなし。
曲目は以下の通りでした。
萩谷清Duo at 自由が丘マルディグラ / 2004年10月5日(火)
Guitar:萩谷 清 Bass:荒川康男
■第1セット
1. There Will Never Be Another You
2. Softly As In A Morning Sunrise
3. Someday My Prince Will Come
4. St. Thomas
5. Billie's Bounce
■第2セット
1. Autumn Leaves
2. Stella By Starlight
3. Body and Soul
4. Night and Day
5. Blue Bossa
6. Wave
◆これまでのレポートは萩谷清ホームページ「Mr. エンペラのライヴレポート」
http://www.kiyoshihagiya.com/live_report_index.htm
(皆様よりの投稿をお待ちしております)
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◆LIVE INFORMATION!
●平成16年10月22日(金) 萩谷清トリオ
Gt:萩谷 清 Bass:荒川康男
Drums:市原 康
BRBクラブハウス
東京都中央区銀座8-9-4 たあぶる館B1・2F
03(3571)7821
18:30〜19:15 20:00〜20:45
●平成16年10月26日(火) 直居隆雄Group +1
Gt:萩谷 清 Gt:直居 隆雄 Drums:田鹿雅祐
Bass:斉藤クジラ誠
鎌倉 ダフネ
鎌倉市小町 2-10-10榎本ビル3F
0467-24-5169 Open 19:00
●平成16年10月28日(木) S・P・B
Gt:萩谷 清 Pf. 倉田 信雄 Bass. 岡沢 章
Drs. 渡嘉敷 裕一 Perc. 木村 誠 Sax Bob Zung
新橋 サムデイ
港区西新橋1-20-9
第5須賀ビルB1
03-3506-1777
◆詳しくは萩谷清ホームページ「ライブ 情報」
http://www.kiyoshihagiya.com/liveinfo.html
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【編集後記】
今年は台風のアタリ年?のせいかい気候がはげしく、メルマガの執筆者の方々も
体調を崩されてしまった方が多く、今回のメルマガが内容が減少してしまいました。
しかし、今回の『音霊私観』はいよいよジョージベンソンが登場し盛り上がって
来ましたね。次号が楽しみです。
秋と言えば、芸術の秋をはじめ、スポーツの秋、食欲の秋と来ますが、
清柳会は昨年はSPBのライヴレコーディング、そして一昨年は「オトナの遠足」
など盛りだくさんでした。
今年の秋は今のところありませんが、年明けにはオトナの遠足京都編が企画されて
いる模様です。皆さんお楽しみに!
さて、今月も素晴らしいライヴがたくさんあります。皆様もゲージツの秋御堪能
くださいませ。
(T)
◆SPBのホームページは
http://www.live-spb.com
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りします。
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◆詳しくは萩谷清ホームページ
http://www.kiyoshihagiya.com
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